キッズヨガの本を探していても、「子どもと一緒に楽しむ絵本」と「大人が指導を学ぶ本」の違いが分かりにくく、どれを選べばよいか迷いますよね。
私はRYT500を取得し、英語でキッズヨガを教えています。この記事では、これまで紹介してきた教材に新しい候補も加え、キッズヨガ・親子ヨガ・ベビーヨガの本と絵本19冊を目的別にまとめました。
日本語で指導の基本を学びたい方、保育や授業に体を動かす時間を取り入れたい方、英語の絵本で親子ヨガを楽しみたい方に向けて、内容と活用のヒントを紹介します。
なお、本の内容をそのまま再現しても、子どもが楽しんでくれるとは限りません。特に幼児のクラスでは、子どもの反応を見ながら、気に入った動きや遊びを少しずつ取り入れることが大切だと感じています。
すでに教室やレッスンの開催を考えている方は、キッズヨガ資格講座の比較・選び方も参考にしてください。
キッズヨガの本はどれがおすすめ?目的別の早見表
最初から何冊もそろえる必要はありません。まずは、使う場面に合う1冊を選んでみましょう。以下の「向いている場面」は、教材を選ぶための目安です。
キッズヨガの本はどれがおすすめ?目的別の早見表
最初から何冊もそろえる必要はありません。まずは、使う場面に合う1冊を選んでみましょう。指導の参考にする本と、子どもと一緒に読む絵本を分けて考えると選びやすくなります。
| 目的・使う場面 | おすすめの本 | 選ぶポイント |
|---|---|---|
| 指導の参考・小学生との活動 | イラスト版 子どもの発達サポートヨガ | 呼吸やポーズ、活動の進め方を学びたい |
| 自宅で親子ヨガ | 親子でのびやか 楽しいキッズヨガ | 親子での遊び方や声かけを知りたい |
| 小さな子とまねっこ遊び | ナマケモノヨガ | 短い言葉とリズムで楽しみたい |
| 冒険のお話とヨガ | トミーのぼうけん | 物語から体を動かす遊びにつなげたい |
| 呼吸や気持ちに目を向ける活動 | 子どものためのマインドフルネス | 活動の合間に短いワークを取り入れたい |
| 英語の動物絵本 | Zoo Zen: A Yoga Story for Kids | 動物の名前と動きを一緒に楽しみたい |
| 英語のアルファベット | The ABCs of Yoga for Kids | 文字・言葉・ポーズを結びつけたい |
| 赤ちゃんとのふれあい | ベビーヨーガ(新装普及版) お母さんと赤ちゃんが楽しむベビーヨーガ | 成長段階に合わせたかかわり方を知りたい |
キッズヨガの本・絵本の選び方
キッズヨガの本は、誰が読むのか、どの年齢の子どもと、どんな場面で使うのかによって選び方が変わります。家庭で親子ヨガを楽しみたい方と、保育やレッスンの教材を探している方では、必要な内容も異なります。購入前に確認したいポイントを紹介します。
大人が学ぶ本と、子どもと読む絵本を分けて選ぶ
教える立場なら、ポーズの形だけでなく、声かけや注意点、活動の組み立てを確認できる本が役立ちます。一方、子どもの興味を引きたいときは、動物や冒険が登場する絵本が使いやすいでしょう。
指導の参考書1冊と、子どもと一緒に読む絵本1冊を組み合わせると、指導を学びながら、読み聞かせや体を動かす活動のアイデアも広げられます。
年齢だけでなく、言葉の量と活動の長さを確認する
幼児には、短い言葉でまねできる教材から始めると取り入れやすくなります。小学生には「どんな感じがした?」と聞いたり、呼吸や気持ちについて考えたりする活動も組み合わせられます。
英語の絵本は、対象年齢が低くても、日本の子どもにとって英文が難しいことがあります。試し読みで文章量を確認し、読む大人の英語力と、子どもの英語経験に合わせて選びましょう。
家庭用・クラス用・ベビーヨガ用を区別する
寝る前に親子で読む本と、クラスで元気に動くための本では、使い方が変わります。また、赤ちゃんが対象のベビーヨガは、子どもが自分でポーズをまねするキッズヨガとは別に考える必要があります。
購入時には、同名の書籍とCD、旧版と改訂版、洋書の紙の本と電子版なども確認してください。特に動画や音声を使いたい場合は、付属内容が目的に合っているかを見て選びましょう。
キッズヨガ・親子ヨガの指導に役立つ日本語の本

まずは、キッズヨガの指導や家庭での親子ヨガに役立つ、日本語の本をご紹介します。ポーズや呼吸の伝え方を学べる本、遊びや歌を取り入れた本、親子で一緒に取り組める本など、それぞれ特徴が異なります。教える子どもの年齢や、使いたい場面に合わせて選んでみてください。
イラスト版 子どもの発達サポートヨガ
著者:太田千瑞|出版社:合同出版
個人的に、指導の参考としてまずおすすめしたい1冊です。副題は「気持ちを整え集中力を高める呼吸とポーズ」。家庭や学校・園での活用を考えながら、呼吸や体を動かす活動を学べる本です。
絵本の物語に合わせて動くというより、大人が活動のねらいや進め方を考えるための参考書として選ぶとよいでしょう。小学生との活動や、保育・教育の場にヨガを取り入れたい方におすすめします。
活用するなら、最初から長いプログラムを組まず、導入の活動と呼吸、取り組みやすいポーズを選んでみましょう。子どもが参加しやすかった声かけをメモしておくと、次のレッスンにも生かせます。
書誌・内容確認:出版社・著者の紹介
ひとりでできる!みんなで楽しい!子どもヨガ(1)ヨガを知ろう!
著者:ヘッセ杉山ナオコ|出版社:ベースボール・マガジン社
「ヨガって何をするの?」という疑問から、子どもと一緒にヨガを知りたいときの候補です。第1巻は、ヨガの背景や考え方を知るための本として位置づけると選びやすくなります。
ポーズだけをまねするのではなく、ヨガについて話したい小学生や、子どもに説明する言葉を考えたい大人に向いています。幼児への読み聞かせ用というより、読み物や学習の参考として検討したい本です。
シリーズには第2巻『ヨガをやろう!』もあります。実際のポーズを中心に探している方は、購入時に巻数と内容を確認しましょう。第1巻で興味を持った話題を取り上げ、体験する時間につなげる使い方もできます。
親子でのびやか 楽しいキッズヨガ まねして簡単50のポーズ〈改訂版〉
監修:友永淳子|出版社:メイツユニバーサルコンテンツ
自宅で親子ヨガを始めたい方におすすめの本です。ほぐし、あそびヨガ、どうぶつヨガ、連続ポーズ、呼吸などが紹介され、声かけのポイントや注意点も確認できるのが選ぶ理由になります。
改訂版には、一部のポーズをオンラインで視聴できるレッスン動画が追加されています。文章や写真だけでは動きがつかみにくい方は、動画を使える改訂版を検討するとよいでしょう。
家庭では、その日の気分に合わせて数種類を選ぶところから始められます。クラス用に使うなら、動物の動きや遊びを導入に取り入れるなど、場面ごとに選んで活用するのがおすすめです。赤ちゃん専用の本とは区別して選びましょう。
書誌・内容確認:出版社・著者の紹介
こどもヨガソング ヨガであそぼう! アートヨガほぐしあそび
著者:小澤直子・新沢としひこ|出版社:鈴木出版
歌やまねっこ遊びを使って、子どもと体を動かしたい方に向く本です。動物への変身、体をほぐす遊び、基本の動きなどが紹介されており、保育や幼児のクラスで活動のアイデアを探すときの候補になります。
静かにポーズを保つことから始めるより、歌ったり遊んだりする流れで参加してほしい場面に合うでしょう。動きの説明だけでなく、「どう誘えば子どもがやってみたくなるか」を考える材料になります。
同名のCDも発売されていますが、この項目は書籍の紹介です。本で遊び方を確認したいのか、音楽を流して使いたいのかに合わせて選んでください。CDも使う場合は、日本コロムビアの『新沢としひこ&小澤直子の こどもヨガソング ヨガであそぼう!』と区別すると探しやすくなります。
書誌・内容確認:出版社・著者の紹介
心が落ち着き、集中力がグングン高まる! 子どものためのマインドフルネス
著者:キラ・ウィリー|イラスト:アンニ・ベッツ|訳:大前泰彦|出版社:創元社
ヨガのポーズ集とは少し異なり、呼吸や体の感覚に目を向ける活動を探したいときに役立つ本です。雲や木をイメージしたり、子ネコの背伸びやクマの呼吸をしたりと、子どもが想像しやすいエクササイズが紹介されています。
体を動かしたあとの時間や、活動を切り替える場面に、短いワークを取り入れたい方におすすめです。日本語で進められるため、英語の教材が難しい場面でも参考にしやすいでしょう。
使うときは、毎回違う活動をたくさん行うより、取り組みやすいものを一つ選んで繰り返す方法もあります。「上手にできたか」だけで評価せず、本人が感じたことを聞く時間につなげてみてください。
書誌・内容確認:出版社・著者の紹介
本を読んで「子どもに合うレッスンを自分で組み立てたい」と感じた方は、キッズヨガ資格講座で学べる内容とスクールの違いも確認してみてください。
読み聞かせと体の動きを楽しむ日本語のキッズヨガ絵本
お話を聞いたり、絵を見てまねしたりしながらヨガを楽しめる、日本語の絵本をご紹介します。冒険や動物など、子どもの好きなテーマから体を動かす遊びにつなげられるのが魅力です。家庭での読み聞かせや、保育・キッズヨガのレッスンの導入に取り入れてみてください。
トミーのぼうけん たのしくチャレンジ!キッズヨガ
作:おのけいこ|絵:星野イクミ|出版社:ひさかたチャイルド
冒険のお話をきっかけに、子どもとヨガを楽しみたいときの絵本です。トミーが勇者を目指して進む物語の中に、ゾウやフラミンゴ、船、ライオンなどを題材にしたポーズが登場します。
「次は何のポーズをする?」と説明するだけでなく、物語の続きを楽しみながら動く流れを作れるのが特徴です。出版社の対象年齢は4・5歳から。お話への興味がある子どもに選びたい1冊です。
活用例としては、最初に物語を読み、次に気に入った場面で動きをまねする方法があります。読み聞かせと動く時間を分けると、全体のお話も味わいやすくなります。全ページでポーズを行う必要はありません。
書誌・内容確認:出版社・著者の紹介
ヨガセラピーえほん はいポーズ うみのいきもの
著者:サラ・ジェーン・ヒンダー|訳:いとうさゆり|出版社:主婦の友社
海の生き物を題材に、親子でポーズをまねしながら読める絵本です。海や水族館が好きな子どもに、興味のあるテーマからヨガを紹介したいときに選びやすいでしょう。
クジラやタツノオトシゴなど、いつものクラスとは違う名前やイメージを取り入れられるのが魅力です。私も、キッズヨガを教える方が活動のアイデアを広げるための参考になる本だと思います。
海の生き物の写真や図鑑を先に見てから、絵本の動きにつなげる使い方も考えられます。家庭での読み聞かせにも、海をテーマにしたレッスンの準備にも向いています。
ナマケモノヨガ
作:新井洋行|出版社:ポプラ社
小さな子どもとのまねっこ遊びに、追加で紹介したい絵本です。ナマケモノの親子が登場し、リズムに合わせてゆったりしたポーズをまねする内容になっています。出版社が挙げる主な対象年齢は2〜5歳です。
本格的なポーズの解説書を探す方より、家庭で子どもと一緒に動いてみたい方に向いています。短い言葉とリズムを使うため、長い説明を聞くのが難しい子どもへの導入候補としても検討できます。
使い方の提案としては、大人が先に楽しく動き、子どもがまねしたくなるのを待つ方法があります。親子ヨガの最初の遊びや、絵本を読む時間から体を動かす時間への橋渡しに選びたい1冊です。
書誌・内容確認:出版社・著者の紹介
英語のキッズヨガにおすすめの本・動物の絵本

英語で行う場合も、最初は動物の名前や短い声かけから始められます。全文を英語で読み切ることより、絵と動きから意味が伝わる場面を選ぶことをおすすめします。
Yoga Animals: 32 Poses from the Wild
著者:Emily Sharratt|イラスト:Jade Mosinski
動物に由来するヨガのポーズを集めた英語の本です。私は英語のキッズヨガを始めた頃、動物のポーズ名を知るためにこちらを参考にしました。いつものポーズでも、動物の名前を使うと子どもへの伝え方を考えやすくなります。
子ども向けの読み聞かせ絵本というより、大人が動物の名前とポーズの関係、英語での説明を確認するための参考として選びたい本です。掲載されている動きを、そのまますべて子どもに行わせる教材としては扱わないようにしましょう。
例えば動物がテーマのレッスンを準備するときに、扱いたい名前や動きを探す使い方ができます。子どもに見せる物語の絵本と、大人の準備用の本を分けたい方におすすめです。
書誌・内容確認:出版社・著者の紹介
Zoo Zen: A Yoga Story for Kids
著者:Kristen Fischer|イラスト:Susi Schaefer
動物が登場する英語のヨガ絵本の中で、私がまずおすすめしたい1冊です。動物を題材にしたお話とポーズを一緒に楽しめるため、英語と体を動かす活動を結びつけたいときに選びやすいでしょう。
比較的シンプルな英語で、絵から場面を捉えやすいところが気に入っています。動物の名前を覚えることから始めたい子どもにも、好きな動物の動きをまねする活動につなげられます。
活用するなら、読む前に登場する動物の名前を少し確認し、読みながら子どもの興味が向いた場面で動いてみましょう。全体を訳して説明するより、絵と動作で意味が分かる部分を大切にすると使いやすくなります。
The Yoga Dragon
著者:Steve Herman
ドラゴンが登場するお話を楽しみながら、ヨガに触れられる英語の絵本です。漫画のように場面を追いやすい一方、短い言葉だけの絵本より英文の長いところがあります。
私は、日本語の説明を少し加えるなら、日本の子ども向けの英語教材としても使えると思います。英語を始めたばかりの幼児より、物語を聞くことが好きな子どもや、英語にある程度親しんでいる子どもに検討したい本です。
使う場合は、先に大人が読んで、取り上げたい場面を選んでおきましょう。長い文章を一度に読まず、絵を見せて内容を確認したり、短い表現を繰り返したりすると、レッスンに取り入れやすくなります。
Good Night, Animal World
著者:Giselle Shardlow|Kids Yoga Stories
私が、元気に動くクラス用というより、家庭で寝る前に子どもと読みたい絵本としておすすめする1冊です。動物たちにおやすみを伝えるお話と、ヨガの動きを組み合わせています。
短い英語と動物の絵から読み進めやすく、親子で英語に親しむ時間にも使えます。昼間にたくさん動くための教材とは役割を分けて、落ち着いて過ごす時間の候補として選ぶとよいでしょう。
読み終わるまでにすべての動きをする必要はありません。気に入った場面を数ページだけ読んだり、動かずに絵本を楽しんだりする使い方もできます。子どもの様子に合わせて、親子の習慣に取り入れてみてください。
書誌・内容確認:出版社・著者の紹介
Yoga Animals: In the Forest
著者:Christiane Kerr|イラスト:Julia Green
森の動物と一緒にヨガを楽しむ英語の絵本です。冬眠から目覚めたクマが森の仲間に出会い、体を動かすことや、気持ちに目を向けることにつながる物語になっています。
動物のポーズをばらばらに紹介するより、森の一日という流れで活動をまとめたい方に向いています。物語の絵本として読む時間と、動きをまねする時間を組み合わせて使いたいときの候補です。
導入では森にいる動物を話題にし、絵本を読んだあとに好きな動物を選んで動く方法もあります。次に紹介する海の絵本と、子どもの好きなテーマや季節に合わせて選ぶとよいでしょう。
書誌・内容確認:出版社・著者の紹介
Yoga Animals: At the Seashore
著者:Christiane Kerr
カニなど、海辺の生き物を題材にした英語のヨガ絵本です。森の動物が登場する『In the Forest』とは、扱う場所や生き物のイメージが変わります。
海や水族館が好きな子ども、海をテーマにした英語活動を考えている方におすすめです。日本語の『はいポーズ うみのいきもの』と比べ、英語で読むことを目的に選びたい1冊です。
使い方としては、海の生き物の名前を確認する活動と、絵本を見ながら体を動かす活動を分けてみましょう。英語を全部理解することを求めず、絵と動きで楽しめる場面から取り入れられます。
I Am Yoga
文:Susan Verde|絵:Peter H. Reynolds|出版社:Abrams
動物の名前だけでなく、想像することや自分を表現することにも目を向けたい方に、追加で紹介したい英語の絵本です。ヨガを通じて、空を飛ぶ鳥や星、船などをイメージする内容です。
出版社の対象年齢は4〜8歳。16のポーズの説明も収録されています。ただし、日本の子どもに読み聞かせる場合は、年齢だけで判断せず、試し読みで英文の量と大人が説明できる内容を確認するとよいでしょう。
活用の提案としては、読み終えたあとに「何になってみたい?」と聞いて、絵本のイメージと動きを結びつける方法があります。単語を覚える教材に加えて、想像する時間を作りたいときの候補です。
書誌・内容確認:出版社・著者の紹介
英語の絵本をクラスで活用したい方は、子どもに英語でヨガを教えるインストラクターになる方法も参考になります。ヨガの指導と英語の伝え方を、合わせて考えてみてください。
アルファベットを学べる英語のヨガ絵本
ABCの本を使う場合も、AからZまで一度に進める必要はありません。子どもが知っている文字や、興味のある動物から数ページを選んで楽しめます。
The ABCs of Yoga for Kids
著者:Teresa Anne Power
アルファベットとヨガを組み合わせた教材なら、私がおすすめしたいのはこちらです。文字や言葉をポーズと一緒に紹介するため、体を動かしながら英語に触れるきっかけになります。
私にとっては、簡潔な英語のインストラクションが、教えるときの参考になる点も魅力です。英語でどんな言葉を使えばよいかを考えながら、子ども向けの伝え方を準備したい方に向いています。
クラスでは、今日は数文字だけ、というように範囲を絞って使えます。同じシリーズにはカードや大人向けガイドなどもあるので、絵本を探している場合は、商品名と形式を確認して購入してください。
書誌・内容確認:出版社・著者の紹介
ABC for Me: ABC Yoga
著者:Christiane Engel|出版社:Quarto/Walter Foster Jr.
AからZの文字に、動物や物の名前と簡略化したヨガのポーズを組み合わせた絵本です。子どもと動物のカラフルな絵を見ながら、まねして動く活動につなげられます。
アルファベットごとの26の動きが紹介され、巻末には大人がポーズ名を確認できる索引があります。英語を読むことだけでなく、動物の姿や動きを見て参加したい子どもに検討したい教材です。
『The ABCs of Yoga for Kids』と迷う場合は、試し読みで絵柄と文章の量を比べてみましょう。使い方としては、好きな動物を選び、名前の最初の文字と動きを結びつける活動も考えられます。
書誌・内容確認:出版社・著者の紹介
アルファベットと体の動きを組み合わせるアイデアは、ヨガのポーズでアルファベットを覚える方法でも紹介しています。
ベビーヨガを知りたい方におすすめの本

赤ちゃんとのふれあいや、親子で楽しむベビーヨガについて学べる本を2冊ご紹介します。子どもが自分でポーズをまねするキッズヨガとは異なり、赤ちゃんの成長段階と、大人のかかわり方を確認できる本を選ぶことが大切です。
ベビーヨーガ(新装普及版)
著者:フランソワーズ・バービラ・フリードマン|出版社:ガイアブックス
赤ちゃんとのヨガを、成長段階に沿って学びたい方に紹介したい本です。抱きかかえからストレッチへと進む内容や、月齢ごとのヨガ、リラクゼーションなどが扱われています。
子どもに見せて一緒に読む絵本ではなく、大人が赤ちゃんとのかかわり方を学ぶための参考書です。ベビーヨガではどのような動きやふれあいを取り入れるのか、基本的な内容を知りたい方の候補になります。
読む際は、掲載順にすべて行うのではなく、赤ちゃんの成長段階に該当する説明や注意点を確認しましょう。次に紹介する本も同じ著者ですが、別の書籍なので、購入時には書名と版を確認してください。
お母さんと赤ちゃんが楽しむベビーヨーガ
著者:フランソワーズ・バービラ・フリードマン|監修:木下留美|訳:中井智恵美|出版社:ガイアブックス
赤ちゃんとのヨガに加え、ベビーマッサージや、お母さんが赤ちゃんと一緒に行う産後のヨガも知りたい方におすすめの本です。出版社の紹介では、誕生から3歳までの親子向けのヨガを、豊富な写真で解説しています。
目次には、赤ちゃんの基本的な抱き方、ベビーマッサージ、初めてのベビーヨガ、生後4か月からのヨガ、産後のヨガ、よちよち歩きの時期や幼児のためのヨガが並びます。赤ちゃんの時期から幼児期まで、親子の活動を考える参考にしたい1冊です。
『ベビーヨーガ(新装普及版)』と迷う場合は、マッサージ・産後のヨガ・幼児期の活動まで含めて知りたいかを選ぶ目安にするとよいでしょう。写真を見ながらかかわり方を確認したい方にも、こちらが候補になります。
本を読んで、赤ちゃんと保護者向けのレッスンを開きたいと感じた方は、JAHAのベビーヨガ資格・講座の選び方も参考にしてください。教えたい対象に合わせて、実技や指導方法を学べる講座を選びましょう。
本や絵本をキッズヨガのレッスンに生かすコツ
選んだ本や絵本をレッスンで使うときは、読み聞かせと体を動かす時間をどう組み合わせるか、子どもが参加しやすい声かけをどうするかも大切です。ここでは、私が英語のキッズヨガを教える中で感じていることも交えながら、教材を活用するコツをご紹介します。
実際に試し、子どもの反応を見ながら工夫する
私自身、英語でキッズヨガを教える中で、本に書かれている通りに進めても、思ったような反応が返ってこないことがあります。大人が楽しそうだと思った活動でも、子どもがあまり興味を示さないことがあり、本の通りに行えばうまくいくとは限りません。
だからこそ、本を読んで参考にするだけでなく、実際に子どもとやってみて、その反応を見ながらいろいろ試すことが一番大切だと感じています。声かけを変える、動きを短くする、好きな動物やお話と組み合わせるなど、同じ教材でも取り入れ方を工夫できます。
本や絵本は、レッスンのアイデアを広げるための材料です。すべてをそのまま再現しようとせず、子どもが楽しんだ動きや遊びを見つけて、自分のレッスンに少しずつ取り入れていきましょう。
読む時間と動く時間を組み合わせる
- 導入:表紙や動物の絵を見せて、テーマを話す
- 読み聞かせ:お話や言葉を楽しむ
- 体験:取り組みやすい動きを少数選ぶ
- 終わり:好きだった場面や感じたことを聞く
これは構成の一例です。子どもの年齢、人数、使える時間に合わせて調整してください。読みながら動くのが難しい場合は、読み終えてからまねしてもかまいません。
「できた・できない」だけで進めない
キッズヨガでは、大人と同じ形のポーズを完成させることだけを目標にしないようにしています。まねしてみる、想像する、動いてみた感覚に気づくなど、それぞれが参加できる方法を考えましょう。
子どもが嫌がる動きや無理のある姿勢を続けず、見て楽しむ参加も受け入れると、本や絵本を一緒に味わう時間を作りやすくなります。
本から一歩進んで、キッズヨガの指導を学びたい方へ
本や絵本で活動のアイデアが増えると、「子どもに合うレッスンを自分で組み立てたい」「教室を開いてみたい」と感じる方もいるでしょう。年齢に合わせた伝え方やレッスンの組み立てを学び、実技へのフィードバックも受けたい方には、指導者養成講座が選択肢になります。
講座を選ぶときは、教えたい対象と学びたい内容を整理しましょう。ヨガの基礎から学びたいのか、子ども向けの指導を学びたいのか、赤ちゃんと保護者向けの教室を考えているのかによって、適した講座が変わります。
| 学びたいこと | 検討したい講座 | 確認するポイント |
|---|---|---|
| ヨガの基礎と子ども向けの指導 | ぼっこのRYT200・RCYT養成講座 | 各講座の内容、受講の順番、登録条件、実習日程 |
| 子ども向けのヨガ指導 | JAHAリトル&キッズヨガ | 通学・オンライン・通信の違い、実技の確認方法 |
| 赤ちゃんと保護者向けのヨガ指導 | JAHAベビーヨガ関連講座 | 対象となる年齢、学べる内容、取得する資格 |
資格やスクールの違いは、キッズヨガの資格講座を比較する記事で詳しく紹介しています。
RYT200とキッズヨガを学びたい方は「ぼっこ」
大人向けのヨガの基礎から学び、子ども向けの指導も身につけたい方には、RYT200とRCYTの養成講座を提供している「ぼっこ」が候補になります。すでにRYT200を取得している方は、キッズヨガの専門的な学びを追加する選び方もできます。
RYT200とRCYTは、それぞれ別の養成講座です。RCYTとしての登録には、RYTの登録を含む所定の条件があります。これから両方を目指す方は、受講の順番、総費用、実習への参加日程を確認して検討しましょう。
私は、ぼっこの講座のゲーム動画を視聴させていただき、子どもへの指導を考えるうえで勉強になりました。本でポーズや活動のアイデアを集めることに加え、ゲームや遊びをどう進めるかも学びたい方に、検討してほしい講座です。
RYT200も含めて検討したい方は、ぼっこの講座・受講方法についての解説も参考にしてください。
子ども向けの指導を学びたい方は「JAHA」
JAHAの「リトル&キッズヨガ」は、子ども向けのポーズや呼吸、姿勢への配慮、ペアヨガなどを学ぶ資格講座です。子育てや保育・教育の経験を生かし、子どもとのヨガを学びたい方の候補になります。
通学・オンラインの講座に加え、動画教材とテキストで学ぶ通信講座もあります。講師から直接学びたい方と、自宅で繰り返し学びたい方では、選び方が変わります。通信講座を検討する場合は、実技の確認方法や直接指導を追加する選択肢も確認しましょう。
赤ちゃんと保護者向けの教室を考えている方は、JAHAのベビーヨガ・ベビーマッサージ資格の解説をご覧ください。リトル&キッズヨガとは別の講座なので、教えたい対象に合わせて選びましょう。
キッズヨガの本・絵本についてよくある質問
- Q初めて買うなら、キッズヨガの本はどれがおすすめですか?
- A
大人が指導の参考にするなら『イラスト版 子どもの発達サポートヨガ』、家庭で親子ヨガを始めるなら『親子でのびやか 楽しいキッズヨガ』が候補です。小さな子どもとまねっこ遊びをしたい場合は、『ナマケモノヨガ』など、短い言葉で参加できる絵本から選んでもよいでしょう。
- Q英語が得意でなくても、英語のヨガ絵本を使えますか?
- A
使う場面を選べば取り入れられます。大人が先に読み、動物の名前や短い声かけ、絵から意味の分かる部分から始めましょう。長い英文の物語より、子どもと一緒にまねしやすい教材を選ぶと準備しやすくなります。
- Qベビーヨガとキッズヨガは、同じ本で学べますか?
- A
赤ちゃんとのふれあいが中心のベビーヨガと、子どもが自分で動きをまねするキッズヨガでは、対象やかかわり方が異なります。赤ちゃん向けの内容を知りたい場合は、ベビーヨガを扱う本や講座を選んでください。
- Q本で学んだあと、資格講座も受けたほうがよいですか?
- A
家庭で楽しむための教材選びと、指導者として学ぶことは目的が異なります。教室の開催を考え、レッスンの組み立てや年齢に合う伝え方、実技へのフィードバックを学びたい場合は、養成講座を検討するとよいでしょう。キッズヨガ資格講座の比較から、学べる内容を確認できます。
目的に合う1冊から、子どもとのヨガを始めよう
キッズヨガの教材は、指導の参考書、日本語の絵本、英語の動物絵本、ABCの本など、目的に合わせて選べます。まずは1冊を手に取り、子どもの好きな場面や、楽しんで参加できる動きを見つけてみてください。
私も、教材をそのまま使うことより、子どもの反応を見ながら自分のレッスンに取り入れることを大切にしています。本から興味が広がり、指導を学びたくなった方は、キッズヨガの資格・スクールの選び方をご覧ください。

