肩こりがつらい!背中が痛い!ウエストを引き締めたい!ときに、
短い時間で何か1つストレッチしたいというときに、サイドストレッチがおすすめです。
脇腹・腰・背中・肩周の筋肉を一度に伸ばせます。
サイドストレッチは、肺が広がって呼吸が深まり、肩こりと背中のこりを開放してくれます。
ここではそんな万能なサイドストレッチ(体側伸ばし)を英語で学びましょう。
ストレッチしながら、ついでに英語力もアップできます。
自己紹介
大学の英語教育を専門にする教員で、ヨガを英語教育に取り入れたTPRの教授法を確立したいと思い、ヨガのインストラクターの資格である全米ヨガアライアンスRYT500をアメリカで取得し、ヨガのインストラクターになりました。
サイドストレッチ(体側伸ばし)の効用
今回はヨガというよりも体側伸ばしのストレッチを英語で学んでみましょう。
簡単なポーズで座っても立ってもどこでも気軽にどこでもできます。
最初に簡単に体側伸ばしの効用を英語で学びましょう
Side stretch pose
①stretches neck, shoulders, back, and obliques.
obliques(オブリークス)と読みます。脇腹の筋肉のことです。斜筋です。
external oblique=外腹斜筋
internal oblique=内腹斜筋
obliquesは、ヨガというより、ストレッチや筋トレのレッスンなどでよく聞きます。
②helps to relax the mind and relieves stress and anxiety.
relieve 和らげる
anxiety 心配
体側を英語でどう表現する?実用フレーズ集
「体側(たいそく)」という言葉は、ヨガやストレッチで頻繁に使われる表現ですが、英語でどう表現するか悩む方も多いかと思います。
英語では以下のような言い方が使われます:
- side of the body(体の側面)
- side body(ヨガではこちらの表現もよく使われます)
- obliques(腹斜筋:脇腹の筋肉)
「体側を伸ばす」という場合、ヨガでは下記のような表現がよく使われます:
- Stretch your side body.(体側を伸ばして)
- Feel the stretch along your obliques.(脇腹にかけての伸びを感じて)
- Lengthen through the side of your torso.(胴体の側面を長く伸ばして)
中でも obliques(オブリークス) は筋肉の名前で、トレーニングや解剖学的文脈でも使われる表現です。
external obliques
(外腹斜筋)、internal obliques
(内腹斜筋)など、解剖学的な英語も覚えておくと便利です。
以下は、実際のヨガインストラクションで使われる例文です:
▶︎ Inhale and stretch your side body gently as you reach your left arm overhead.
吸って、左腕を頭上に伸ばしながら、体側をやさしく伸ばしましょう。
リズム:Inhale | and stretch your side body | gently | as you reach your left arm overhead.
このような表現を覚えておくと、ヨガやストレッチの英語動画を見たときにも内容がスムーズに理解できるようになります。
「腕を横に伸ばす」は英語で何て言う?
ヨガやストレッチでは、「腕を横に伸ばす」という動作がよく出てきます。英語ではどのように表現すればよいのでしょうか?
以下がよく使われるフレーズです:
- Reach your arm to the side.(腕を横に伸ばして)
- Extend your arm sideways.(横向きに腕を伸ばす)
- Stretch your arm out to the side.(横へ腕を伸ばしましょう)
「横に」はto the side
やsideways
で表現されますが、ヨガやストレッチでは to the side が自然でやわらかい印象になります。
右腕や左腕を指定する場合には、your right arm / your left armを使います。
実際のヨガ指導で使われる例文を見てみましょう:
▶︎ Reach your right arm to the side and feel the stretch along your side body.
右腕を横に伸ばして、体側の伸びを感じましょう。
リズム:Reach your right arm | to the side | and feel the stretch | along your side body.
▶︎ Stretch your arms out to both sides and keep your shoulders relaxed.
両腕を左右に伸ばして、肩の力は抜いたままにしましょう。
リズム:Stretch your arms out | to both sides | and keep your shoulders relaxed.
このような表現を覚えておくと、英語のヨガ動画を見たときにも聞き取りやすくなり、動作もスムーズに行えます。
「マッスルポーズ」って英語で通じる?筋肉表現の豆知識
「マッスルポーズ」という言葉、日本語では筋肉を見せつけるポーズとしてジムやヨガでも使われることがありますが、英語では通じるのでしょうか?
結論から言うと、英語では「muscle pose」という言い方も通じますが、より自然な表現は以下のようなものです:
- flex your muscles(筋肉を見せつける)
- strike a pose(ポーズを取る)
- bodybuilding pose(ボディービルでの筋肉ポーズ)
たとえば、「マッスルポーズを決めて!」は英語で:
▶︎ Flex your muscles and strike a pose!
筋肉を見せつけて、ポーズを決めよう!
リズム:Flex your muscles | and strike a pose!
筋肉という言葉自体は muscle(マッスル) で、複数形は muscles になります。トレーニングやフィットネスの場面でよく使われる表現はこちら:
- build muscles(筋肉をつける)
- tone your body(体を引き締める)
- upper body / lower body(上半身 / 下半身)
ヨガではあまり「マッスルポーズ」は使いませんが、強度のあるポーズで筋肉を意識するときに、英語でこういったフレーズを知っておくと便利です。
例:Engage your core muscles.(体幹の筋肉を意識して)
ちなみに、ヨガでは「筋肉を見せる」よりも「筋肉を使う・意識する」という表現が重視されます。その点も意識して使い分けてみましょう。
それでは、以下の解説を参考にしながら、実際の動画で動きを確認してみましょう。
サイドストレッチ(体側伸ばし)の動画の学習の仕方
日本語解説付きの動画と英語のみの動画の2本あります。
日本語解説付きの動画
最初に日本語解説付きの動画で学習しましょう。
Part 1 最初に動作に関する英語表現を学びます。Part1でしっかりヨガの英語の表現を学びましょう。
Part2 その後に習った英語を聞きながら、ヨガを行ってみましょう。
動画の中で使われている英語表現と英単語
ここでは動画の中で使われている英語表現と英単語を学びます。
Sit in a comfortable cross-legged position.
あぐら(安楽座)の姿勢で座って。
comfortable 楽な
cross-legged 足を組んで
Place your fingertips on the floor.
指先を床に。
fingertips 指先
floor 床
Inhale. Bring your left arm up.
吸って。左手を上に。
inhale 吸う
arm 腕
Exhale. Bend your torso to the right.
吐いて。体を右に傾けて。
exhale 吐く
bend 曲げる
torso 胴体
Come back to the center.
真ん中に戻って。
center 真ん中
これらのインストラクションは以下の本を参考にしています。
ヨガと英語が同時に学べる本【英語でYOGA!】には書籍の付属動画があり、どなたでも無料で視聴できます。
英語のみの動画
こちらは英語のみの動画です。
日本語解説付きの動画で大体の英語がわかるようになりましたら、毎日こちらの動画でヨガを行いましょう。
読者の方にぜひ実践していただきたいこと
- 毎日行うことを習慣してください。
- 英語に合わせてシャドーイングする。
1.毎日行うことを習慣してください。
健康と英語力が同時にアップできます。
2.英語に合わせてシャドーイングする。
聞こえてくる英語がわかるようになり、動作がスムーズにできるようになりましたら、この動画で毎日シャドーイングする習慣を見つけましょう。
シャドーイングとは聞こえてくる英語と同時または、少し遅れてそれをまねて発話することです。
体の動きに合わせながらシャドーイングしますと、まさしく英語を体で覚えることになります。
その他の座ってできるストレッチのリンク
おわりに
この記事では、サイドストレッチを通して、体の動きを英語でどのように表現するかを学びました。
英語とストレッチを組み合わせることで、語学力と身体感覚の両方を同時に鍛えることができます。ぜひ、動画も活用して日々の習慣に取り入れてみてください。
英語でストレッチやヨガを本格的に学びたい方は、英語でヨガを学ぶ・英語でヨガを教えるための完全ガイドもあわせてご覧ください。
また、英語で学んだポーズを実際に試せる場所として、ホットヨガスタジオもおすすめです。初心者向けのプログラムが豊富で、体験レッスンも気軽に参加できます。
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学割・年齢割の情報も含めた比較記事は、ホットヨガ割引ガイド(ロイブ・ラバ・カルド)で詳しく紹介しています。あわせてチェックしてみてください。