英語でヨガを学ぶ・英語でヨガを教えるための完全ガイド

英語でヨガを学ぶための完全ガイド

ヨガを英語で学びたい方・教えたい方は、書籍もあまりないし、どのように学習したらいいか困っている方も多いかと思います。

かつての私もそうでした。

日本ではいろいろ難しかったので、結局ハワイに2年間滞在し、その間にヨガのインストラクターの資格(RYT500)を取得し、ほとんど毎日ハワイのヨガスタジオに通っていました。

そこでここでは、その時の経験をもとに、英語でヨガを学びたい方、英語でヨガを教えたい方のためにヨガを英語で学ぶための単語(動詞・体の単語)・教材(動画・本)や調べた情報(スクール)・子どもにヨガを英語で教える方法などをここにすべて集約して「英語でヨガを学ぶ・英語でヨガを教えるための完全ガイド」として一つにまとめました。

英語でヨガを学びたい方、英語でヨガを教えたい方はこれらをぜひご利用ください。

なお、各内容をもっと詳しく学びたいかたは各リンク先で学習ください。

自己紹介

ヨガを英語教育に取り入れたTPRの教授法を確立したいと思い、ヨガのインストラクターの資格である全米ヨガアライアンスRYT500をアメリカで取得し、ヨガのインストラクターになりました。(本業は大学の英語の教員です)

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  1. 「ヨガで英語学習」を学ぶのはTPRが基本
  2. ヨガでよく使う英語の動詞|意味と使い方をわかりやすく解説
    1. hug(引き寄せる/中心に集める)
    2. tuck / untuck(引き込む/解放する)
    3. engage(引き締める/働かせる)
    4. squeeze(締める/挟む)
    5. square(平行にそろえる)
    6. align / stack(一直線に整える/縦に重ねる)
    7. draw(引き寄せる)
    8. reach / lift / raise(伸ばす・持ち上げる・上げる)
    9. fold / bend / flex(前屈する・曲げる)
    10. root / ground / plant / anchor(大地に根付かせる・安定させる)
    11. lean(寄りかかる/体重を預ける)
    12. wiggle(小さくゆらす/くねくね動かす)
    13. paddle(その場で足踏みする)
    14. extend / straighten / lengthen / elongate(伸ばすのバリエーション)
    15. interlace(指を組む)
    16. rotate / turn(回す/回旋させる)
    17. put / place / rest / set(置くのバリエーション)
    18. grab / clasp / grasp(つかむ・握るの違い)
    19. press / push / pull(押す/押し出す/引く)
    20. release / relax / soften(ゆるめる/力を抜く/柔らげる)
    21. roll(転がす/丸める)
    22. open / close(開く/閉じる)
    23. widen / narrow / spread(広げる/狭める/広く保つ)
    24. glide / slide / shift(滑らせる/滑らせる/重心を移す)
    25. spiral / wrap(らせん状に回す/巻き込む)
    26. hover(浮かせる)
    27. gaze / look (drishti)(視線を向ける)
    28. maintain / keep(保つ)
    29. breathe / inhale / exhale(呼吸する/吸う/吐く)+呼吸キュー
  3. ヨガでよく使う「からだの英語」一覧(発音ガイド付き)
    1. 上半身 Upper Body
    2. 顔・頭 Face & Head
    3. 腕・手 Arms & Hands
    4. 下半身 Lower Body
    5. おしり・下背部(Buttocks & Lower Back)
    6. よくある指示フレーズ(Cue Examples)
    7. ミニ豆知識(Notes)
  4. ヨガで使う「呼吸の英語」まとめ(発音ガイド付き)
    1. 基本用語(Basics)
    2. 種類と表し方(Types & Phrases)
    3. レッスンでそのまま使えるキュー(Cue Examples)
    4. ミニ豆知識(Notes)
  5. ヨガのポーズを英語で学ぶ
    1. 立ちポーズを英語で学ぶ
    2. 四つん這い・膝立ちのヨガのポーズで英語を学ぶ
    3. 座位のポーズを英語で学ぶ
    4. 太陽礼拝を英語で学ぶ
    5. 寝て行うポーズを英語で学ぶ
  6. 英語でヨガが習えるスタジオ・スクール
    1. ヨガワークスのRYT200のコース
    2. アンダーザライト「ヨガ放題」
  7. 世界中のヨギーと話せる英会話スクール
    1. ネイティブキャンプ
  8. 英語でヨガを学べる本
  9. 英語の原書と日本語の翻訳本を紹介
    1. タラ・スタイルズのYOGA CURES
    2. 陰ヨガの新しい教科書 Insight Yoga
    3. サイエンス・オブ・ヨガ
    4. ヨガ講師のための、触れて伝える ヨガアジャストメント
    5. チャクラバイブル
    6. ムドラ全書
  10. 英語のおすすめのヨガの本
    1. The Complete Guide to Yin Yoga
    2. Yin Yoga: Stretch the Mindful Way
    3. A Chair for Yoga
  11. 海外のヨガスタジオでのレッスンの受け方
  12. 子どもにヨガを英語で教える
  13. おわりに

「ヨガで英語学習」を学ぶのはTPRが基本

英語でヨガを教えている・バイリンガルレッスンを行っているヨガスタジオにいくつか行きました。

ところが、そのほとんどが、英語と日本語の両方のインストラクションを出しているところばかりでした。

英語教育という観点からみると、英語を日本語に訳す古典的な訳読法は英語習得にあまり効果的ではないのです。

英語を日本語に訳しながら、英語と日本語の両方のインストラクションを出すことはまさしく訳読法と同じです。

私の英語のヨガレッスンで、時々日本人の方から「日本語に訳しながらレッスンを行ってください」というリクエストがあるのですが、いつもお断りしています。

ヨガを英語で学ぶということは体で英語を習得することです

英語と動作をコネクトしながら学べる絶好のチャンスなのに、そこに日本語を介在させたくないのです。

Total Physical Response(TPR)という身体を動かしながら英語を覚えていく教授法がありますが、「英語でヨガを学ぶ」ということはまさしくTPRです。

TPRについての詳細はTPR(全身反応教授法)とは!子どもに英語でヨガを教える方法!TPR(全身反応教授法)をご覧ください。

TPRは1960年代に,アメリカの心理学者James J. Asherが提唱しました。

幼児は動作と結びつけながら言葉を身につけていきます。

こうした幼児の言語習得プロセスに着目し,命令を聞かせて,全身でそれに反応してもらうことで,外国語を習得させる指導法がTPRです。

  1. リスニング力は身体の動きを通して伸ばす
  2. リスニングをスピーキングに先行させて十分に行う
  3. レディネスができるまで発話させない

という3つの原則にもとづいてTPRを考案しました(Asher, 2009)。

ヨガを英語で学ぶということはまさしくTPRになります。

ヨガを英語で学ぶということは体で英語を習得することです。

英語と動作をコネクトしながら学べる絶好のチャンスです。

ヨガでよく使う英語の動詞|意味と使い方をわかりやすく解説

ヨガのレッスンでは、短い英語の動詞を使って体の動きを指示することが多くあります。「hug」「engage」「tuck」など、一見簡単な単語でも、ヨガの文脈では少し違う意味を持つことがあります。

ここでは、ヨガでよく使われる英語の動詞を中心に、意味や使い方、そしてレッスンでよく出る例文を紹介します。単語の直訳にとらわれず、「体のどの部分を、どんな方向に動かすか」という感覚で理解していきましょう。


hug(引き寄せる/中心に集める)

hugは「抱きしめる」という意味だけでなく、ヨガでは「体の中心に引き寄せる」というニュアンスでよく使われます。力を入れるというより、体の軸を意識して安定させるための言葉です。

  • Hug your inner thighs toward each other.
    内ももを互いに引き寄せて。
  • Hug your elbows into your side body.
    肘を体の横に引き寄せて。
  • Hug your knees into your chest.
    膝を胸の方に引き寄せて。

tuck / untuck(引き込む/解放する)

tuckは「引き込む」、untuckはその反対で「戻す・解放する」という意味です。姿勢を整えるときや、骨盤や顎の位置を調整するときによく使われます。

  • Tuck your tailbone down.
    尾骨を軽く下に引き込んで。
  • Tuck your chin slightly.
    顎を軽く引いて。
  • Tuck your toes under / Untuck your toes.
    つま先を立てて/戻して。

engage(引き締める/働かせる)

engageは「従事する」ではなく、ヨガでは「筋肉を働かせる」という意味で使われます。強く力むのではなく、必要な筋肉を意識して使うときに使う動詞です。

  • Engage your core.
    体幹を引き締めて。
  • Engage your inner thighs.
    内ももを働かせて。

squeeze(締める/挟む)

squeezeは「絞る」という意味ですが、ヨガでは体の一部を内側に引き締めるときに使います。

  • Squeeze your shoulder blades together.
    軽く肩甲骨を寄せるように。。

square(平行にそろえる)

squareは「四角い」ではなく、ヨガでは「骨盤や肩を平行に保つ」という意味です。特に立位ポーズでよく使われます。

Square your hips to the front.
骨盤を正面に平行にして。

align / stack(一直線に整える/縦に重ねる)

alignは「一直線に整える」、stackは「縦に積み重ねる」という意味です。姿勢を正しく保つために欠かせないキーワードです。

  • Align your front heel with your back arch.
    前足のかかとを後ろ足の土踏まずと一直線にそろえて。
  • Cross your legs and stack your knees.
    脚を組んで、膝を重ねます。

draw(引き寄せる)

drawは「引く」ではなく、「内側へ静かに引き寄せる」感覚で使います。体の中心を安定させたいときに最適です。

  • Draw your navel to your spine.
    おへそを背骨に引き寄せて。

reach / lift / raise(伸ばす・持ち上げる・上げる)

これらの動詞はいずれも「上に動かす」動きを表しますが、少しずつニュアンスが異なります。reachは「伸ばす」、liftは「持ち上げる」、raiseは「上方向に動かす」です。

  • Reach your arms up to the sky.
    腕を空に向かって伸ばして。
  • Lift your chest.
    胸を持ち上げて。
  • Raise your right leg behind you.
    右足を後ろに上げて。

fold / bend / flex(前屈する・曲げる)

これらは「曲げる」動作を表します。

  • Fold forward at your hips.
    股関節から前屈して。
  • Bend your elbows.
    肘を曲げて。
  • Flex your right foot.
    右足首を直角に曲げて。

root / ground / plant / anchor(大地に根付かせる・安定させる)

これらの動詞は、立位ポーズや座位で体の安定をつくるときに使われます。「足や手をしっかり地面に下ろす」という感覚を表します。

  • Root down through your feet.
    足裏をしっかり大地に根付かせて。
  • Ground your sit bones on the mat.
    座骨をマットにしっかりつけて。
  • Plant your palms firmly on the floor.
    手のひらを床にしっかりつけて。
  • Anchor your left sitting bone down.
    左の座骨をしっかり下ろして。

どの動詞も「安定」「軸」「意識」をつくるために欠かせないキュー(指示)です。レッスンで聞こえたときは、体のどの部分を大地とつなげるのか意識してみましょう。

lean(寄りかかる/体重を預ける)

leanは、手や足・壁など支えに軽く体重を預けるときに使います。倒れ込むのではなく、コントロールされた重心移動を意識します。

Lean back on your hands.
手に体重を預けて後ろへ倒して。

wiggle(小さくゆらす/くねくね動かす)

リラックスやクールダウンで、細かく関節を動かして力みを抜く指示です。

Wiggle your fingers and toes.
指先とつま先を小さく動かして。

paddle(その場で足踏みする)

ダウンドッグなどで、左右交互に踵を上下して足裏やふくらはぎをほぐす動きに使われます。

Paddle your feet.
足を交互に踏み込んで。

extend / straighten / lengthen / elongate(伸ばすのバリエーション)

extendは「伸ばす(可動域を広げる)」、straightenは「まっすぐにする」、lengthenelongateは「長く保つ/引き伸ばす」ニュアンスです。

  • Extend your arms to the side.
    腕を横に伸ばして。
  • Straighten your legs.
    脚をまっすぐにして。
  • Lengthen (Elongate) your spine.
    背骨を長く保って。

interlace(指を組む)

手のひらや指をしっかり絡めて固定するときに使います。interlockを使う先生もいます。

Interlace your fingers behind your head.
頭の後ろで指を組んで。

rotate / turn(回す/回旋させる)

rotateは関節の回旋turnはよりカジュアルに「向きを変える」。

  • Rotate your shoulders back and down.
    肩を後ろ下へ回して。
  • Turn your right thigh slightly outward.
    右ももを少し外に向けて。

put / place / rest / set(置くのバリエーション)

putは最も一般的、placeは「丁寧に置く」、restは「そっと預ける」、setは「特定の位置に置く」ニュアンスです。

  • Place your hands on your knees.
    手を膝の上に置いて。
  • Rest your hands on your thighs.
    手を太ももの上にそっと乗せて。
  • Set your left hand behind you.
    左手を体の後ろに置いて。

grab / clasp / grasp(つかむ・握るの違い)

grabはカジュアルに「つかむ」、claspは「しっかりと両手で留める」、graspは技術的に「確実につかむ」のニュアンスです。

  • Grab your big toes with two peace fingers.
    ピースの指で足の親指をつかんで。
  • Clasp your right ankle.
    右足首をしっかりつかんで。
  • Grasp your left wrist with your right hand.
    右手で左手首をしっかり握って。

press / push / pull(押す/押し出す/引く)

pressは「面で押す(安定させる)」、pushは「力強く押し出す」、pullは「手前に引く」。床との接地や肩の安定づくりで頻出。

  • Press your palms evenly into the mat.
    手のひら全体で均等にマットを押して。
  • Push the floor away.
    床を遠ざけるように押して。
  • Pull your front ribs in.
    前側の肋骨を内側に引き込んで。

release / relax / soften(ゆるめる/力を抜く/柔らげる)

力みを取り、不要な緊張を手放すときの定番キュー。softenは「硬さをやわらげる」感覚。

  • Release your shoulders away from your ears.
    肩を耳から遠ざけて力を抜いて。
  • Relax your jaw and soften your gaze.
    あごの力みを抜き、視線をやわらげて。

roll(転がす/丸める)

背骨や肩を段階的に動かすときに使います。

  • Roll your shoulders back and down.
    肩を後ろに回して下げて。
  • Roll up slowly, one vertebra at a time.
    背骨を一つずつ積み上げるようにゆっくり起き上がって。

open / close(開く/閉じる)

胸・股関節・手のひらなどの「面」を意識して向きを変えるときに使います。

  • Open your chest.
    胸を開いて。
  • Close your ribs gently.
    肋骨をやさしく閉じて(開きすぎを抑えて)。

widen / narrow / spread(広げる/狭める/広く保つ)

幅・スペースを調整して安定をつくるキュー。

  • Spread your fingers wide.
    指を大きく開いて。
  • Widen your stance if you need more stability.
    安定させたい人は足幅を広げて。
  • Narrow your ribs.
    肋骨の広がりをおさえて。

glide / slide / shift(滑らせる/滑らせる/重心を移す)

急激に持ち上げず、滑らかに位置を変えるときに使います。

  • Glide your shoulder blades down your back.
    肩甲骨を背中の下方へすべらせて。
  • Slide your right foot forward.
    右足を前へすべらせて。
  • Shift your weight into your front foot.
    体重を前足へ移して。

spiral / wrap(らせん状に回す/巻き込む)

脚や上腕の内外旋を繊細に指示する語。アライメントの微調整に便利。

  • Spiral your inner thighs back.
    内ももを後ろ方向へらせん状に回して。
  • Wrap your triceps toward your ribs.
    上腕三頭筋を肋骨のほうへ巻き込んで。

hover(浮かせる)

床からわずかに浮かせて保つときのキュー。コア活性に効果的。

Hover your knees two centimeters off the mat.
膝をマットから2cmほど浮かせてキープ。

gaze / look (drishti)(視線を向ける)

バランスや集中のための視線(ドリシュティ)の指示。

  • Gaze forward / Look to your thumb.
    視線を前へ/親指に向けて。

maintain / keep(保つ)

形を作った後、その状態を維持するためのキュー。

  • Keep length in your spine.
    背骨の長さを保って。
  • Maintain steady breathing.
    呼吸を安定させたまま。

breathe / inhale / exhale(呼吸する/吸う/吐く)+呼吸キュー

動きに呼吸をリンクさせる基本の言い回し。動作語と組み合わせて使うと自然です。

  • Inhale, lengthen your spine. Exhale, fold forward.
    吸って背骨を長く、吐いて前屈。
  • Keep your breath smooth and even.
    呼吸はなめらかに均等に。

ヨガでよく使う「からだの英語」一覧(発音ガイド付き)

インストラクションで実際によく聞く英単語を、パーツ別に整理しました。
( )内はカタカナ発音の目安です。カジュアル表現/解剖学用語の両方を併記しています。

上半身 Upper Body

背中・おなか(Back & Core)

  • 腰:lower back(ローワー・バック)
  • 背骨:spine(スパイン)/(頸椎 cervical、胸椎 thoracic、腰椎 lumbar spine ランバー・スパイン)
  • おなか:belly(ベリー)・stomach(ストマック)・tummy(タミー)・abdomen(アブドメン)/略:abs(アブズ)
  • みぞおち:solar plexus(ソーラー・プレクサス)
  • おへそ:navel(ネイヴル)・belly button(ベリー・ボタン)
  • 丹田:lower abdomen(ローワー・アブドメン)
  • 胴体:torso(トーソー)

胸・肋骨(Chest & Ribs)

  • 胸(胸部):chest(チェスト)/胸骨:sternum(スターナム)
  • 肋骨:rib(リブ)/胸郭:rib cage(リブ・ケイジ)
  • 鎖骨:collarbone(コラボーン)/clavicle(クラヴィクル)

肩・肩甲骨・骨盤まわり(Shoulders & Pelvis)

  • 肩甲骨:shoulder blades(ショルダー・ブレイズ)/scapula(スキャピュラ)
  • 仙骨:sacrum(セイクラム)
  • 尾てい骨:tailbone(テイルボーン)
  • 座骨:sit bones(シット・ボーンズ)
  • 骨盤:pelvis(ペルヴィス)
  • 股関節:hip joints(ヒップ・ジョインツ)

顔・頭 Face & Head

  • 頭:head(ヘッド)/頭頂:crown (of the head)(クラウン)
  • 額:forehead(フォアヘッド)
  • 目:eye(アイ)/鼻:nose(ノウズ)
  • 口:mouth(マウス)/舌:tongue(タング)
  • 耳:ear(イア)
  • 顎(あご先含む):chin(チン)

腕・手 Arms & Hands

  • 腕:arm(アーム)/わきの下:armpit(アームピット)
  • 肘:elbow(エルボウ)/手首:wrist(リスト)
  • 手:hand(ハンド)/手のひら:palm(パーム)/手の甲:back of the hand
  • 指:fingers(フィンガーズ:通常は親指を除く4本)・thumb(サム:親指)
  • 人差し指:index finger(インデックス)/first finger(英式)
  • 中指:middle finger(ミドル)/second finger
  • 薬指:ring finger(リング)/third finger
  • 小指:little finger(リトル)・pinkie(ピンキー)/fourth finger
  • 指関節:knuckles(ナックルズ)

下半身 Lower Body

脚(Legs)

  • 脚:leg(レグ)
  • 太もも:thigh(サイ)/内もも:inner thigh
  • ひざ:knee(ニー)
  • すね:shin(シン)
  • ふくらはぎ:calf(カーフ)
  • 鼠径部・脚の付け根:groin(グロイン)
  • 膝の上の部分(座位で太もも上):lap(ラップ)

足(Feet & Toes)

  • 足:foot(フット)/複数:feet(フィート)
  • 足の裏:sole(ソウル)/足の甲:top of the foot
  • かかと:heel(ヒール)
  • 土踏まず:arch(アーチ)
  • 拇指球:ball of the foot(片足)/balls of the feet(両足)
  • つま先:toe(s)(トウ)・tiptoe(ティプトウ)/つま先立ちで:on tiptoeon one’s toes
  • アキレス腱:Achilles tendon(アキリーズ・テンドン)
  • 足の指:toes(トウズ)/親指:big toefirst toe
  • 第2〜5趾:second/third/fourth/fifth toe(セカンド/サード/フォース/フィフス・トウ)
  • 足首・くるぶし:ankle(アンクル)

おしり・下背部(Buttocks & Lower Back)

  • おしり:buttocks(バタックス)・bottom(ボトム/カジュアル)・(筋群)glutes(グルーツ)
  • 腰:lower back(ローワー・バック)

よくある指示フレーズ(Cue Examples)

  • Draw your belly button in toward your spine.
    (おへそを背骨に引き寄せるようにおなかを薄く)
  • Relax your shoulder blades down.
    (肩甲骨を下に下ろしてリラックス)
  • Lengthen through the crown of your head.
    (頭頂からまっすぐ伸びるイメージ)
  • Root through the sit bones.
    (座骨で大地をとらえる)
  • Press into the balls of the feet.
    (拇指球で床を押す)
  • Open across the collarbones.
    (鎖骨のあたりを広げる)

ミニ豆知識(Notes)

  • fingers は通常「親指を除く4本」を指します。親指は thumb
    (英式では人差し指を first finger と言うことがあります)
  • tailbone は1語表記が一般的(tail bone ではなく tailbone)。
  • shoulder bladescollarbones は左右2つあるため複数形で使われることが多いです。
  • カジュアル:belly / belly button|解剖学寄り:abdomen / navel
  • sit bones は解剖学では「坐骨(ischial tuberosities)」を指します。

このリストは英語でのヨガ指導・受講のどちらにも役立ちます。クラスでよく使う語を優先して繰り返し口に出して練習してみてください。

手足や手足の指の英単語に関しては手足・手足の指の英単語をしっかり覚えよう!を参考にしてください。

ヨガで使う「呼吸の英語」まとめ(発音ガイド付き)

breathe(ブリーズ:動詞)/breath(ブレス:名詞)/breathing(ブリージング:名詞・動名詞)。
例:「Take a deep breath(深呼吸して)」/「Keep breathing(呼吸を続けて)」

基本用語(Basics)

  • breathe(ブリーズ)=呼吸する(動詞)
  • breath(ブレス)=呼吸・息(名詞/可算)※two breaths(2回の呼吸)
  • breathing(ブリージング)=呼吸(名詞・動名詞/不可算)
  • inhale(インヘイル)/inhalation(インハレイション)=吸う/吸気
  • exhale(エクスヘイル)/exhalation(エクスハレイション)=吐く/呼気
  • abdominal (diaphragmatic) breathing(アブドミナル/ダイアフラグマティック)=腹式呼吸
  • chest breathing(チェスト・ブリージング)=胸式呼吸
  • nasal breathing(ネイザル・ブリージング)=鼻呼吸

種類と表し方(Types & Phrases)

  • 普通の呼吸:normal breathingnatural breathing
  • 深呼吸:deep breathingtake a deep breath
  • 腹式呼吸:abdominal (diaphragmatic) breathing
  • 胸式呼吸:chest breathing
  • 鼻呼吸:nasal breathingBreathe through your nose.

レッスンでそのまま使えるキュー(Cue Examples)

  • Take a deep breath in / out.
    深く息を吸って/吐いて。
  • Inhale to lengthen your spine.
    吸う息で背骨を長く。
  • Exhale to soften your shoulders.
    吐く息で肩の力を抜いて。
  • Observe your breath. / Notice your breath.
    呼吸を観察して。
  • Focus on your breath. / Stay with your breath.
    呼吸に意識を向けて。
  • Keep breathing. / Make sure you’re breathing.
    呼吸を続けましょう(必ず呼吸して)。
  • Hold the breath (optional). / Breath retention.
    息を止めて(必要なら)。※止息=リテンション
  • A couple more breaths. / Two more breaths.
    もう数回(あと2回)呼吸して。
  • Make your inhalation and exhalation equal in length.
    吸う息と吐く息の長さを揃えましょう。
  • Slowly lengthen your exhalation.
    ゆっくり吐く息を長くして。
  • Breathe through your nose.
    鼻呼吸しましょう。

ミニ豆知識(Notes)

  • breath は可算名詞:正しくは two more breaths(× two more breath)。
  • 指示では「名詞+動詞」より「動詞命令形」が自然:Take a deep breath.Keep breathing.
  • 腹式は abdominal / diaphragmatic breathing が一般的。abdominal breath より abdominal breathing のほうが自然。
  • 「息を止めて」は Hold your breath が最も自然。伝統的呼吸法では retention(止息) とも。

英語でのガイダンスに慣れるには、フレーズを声に出しながらカウント(three breaths など)と合わせて練習するのがコツです。

ヨガのポーズを英語で学ぶ

ここではヨガのポーズ(動画)を英語で学びます。

なお、英語母語話者のヨガのおすすめ動画は英語でヨガが学べるおすすめYouTube動画8選!を参考にしてください。

立ちポーズを英語で学ぶ

最初に立ちポーズを英語で学びます。

ねじった三日月のポーズ

ヨガ英語レッスン動画:uLZJphh-ZnE

▶ YouTubeで動画を見る (新しいタブで開きます)

ねじった三日月のポーズ は英語ではRevolved Side Angle Pose といい、サンスクリット語では Parivrtta Parsvakonasana Namaste Hands といいます。

Step your left feet back.
左足を後ろに。

Twist your torso to the right, left elbow on outer side of right knee.
右にひねって、左の肘を右ひざの外側に。

戦士のポーズ1

ヨガ英語レッスン動画:djU5m0jl-jQ

▶ YouTubeで動画を見る (新しいタブで開きます)

戦士のポーズ(英雄のポーズともいいます)は、英語では、Warrior(ウォーリアー)、サンスクリット語ではヴィーラバドラ・アーサナなどと呼ばれています。

戦士のポーズは3つあり、ここでは一番簡単な戦士のポーズ1について解説します。

Stand at the top of your mat in Mountain Pose.
マットの前方に山のポーズで立ちましょう。

Bring your hands to your hips.
手を腰に。

Step your left foot back.
左足を後ろに。

戦士(英雄・ウォーリア)のポーズ1の詳細は戦士(英雄・ウォーリア)のポーズ1を英語で学ぼうを参考にしてください。

木のポーズ

ヨガ英語レッスン動画:e37P-wpsqdU

▶ YouTubeで動画を見る (新しいタブで開きます)

木のポーズは英語ではTree Poseです。

サンスクリット語ではヴルクシャーサナといいます。

ヴルクシャは「木」、アーサナは「ポーズ」を表します。

木のポーズにより、集中力を高め、バランス感覚と全身の体幹を鍛えることができます。

Rest the sole of your left foot against your right leg.
左の足の裏を右の脚に。

Press your palms together in front of your chest.
手の平を合わせて胸の前に。

Press your foot against your thigh and your thigh against your foot.
足と腿はお互いに押しあって。

木のポーズの詳細は木のポーズを英語で学ぼうを参考にしてください。

四つん這い・膝立ちのヨガのポーズで英語を学ぶ

四つん這い・膝立ちのヨガのポーズで英語を学べる動画をご紹介します。

四つん這いというのは、いろいろな言い方があります。

All fours.
手と膝の4点がついているのでAll foursということです。

Hands and knees.
単純に手と膝。

Table top.
四つん這いはテーブルのようだからだと思いますが、このようにもいいます。

針の糸通しのポーズ

ヨガ英語レッスン動画:aMK3exdXFNo

▶ YouTubeで動画を見る (新しいタブで開きます)

「針の糸通しのポーズ」は英語では、Thread the Needle Poseと言われます。

はサンスクリット語では「パリヴリッタ・バラアーサナ」といいます。

「Parivrtta」(パリヴリッタ)には「ねじる」という意味が、「Balasana」(バラアーサナ)には「子どものポーズ」という意味があり、「子どものポーズ」から捻ったポーズという意味です。

陰ヨガ(ポーズの維持時間が長い)では Rolling Pandaと言われています。

Hands and knees.
四つん這いになって。

Thread your right arm through and under your left arm, palm facing up.
右腕を左腕の下に通して。手のひらは上向き。

Twist your left arm and hook it into your right hip
左手をねじって、そのまま右のお尻のところに。

針の糸通しのポーズの詳しい解説は針の糸通しのポーズを英語で学ぼうをご覧ください。

ダウンドック(下向きの犬)のポーズ

ヨガ英語レッスン動画:RZ4OkWF5-ps

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ダウンドックの英語の正式名はDownward-Facing Dogです。

日本語では「下向きの犬のポーズ」と呼ばれています。

サンスクリット語では「アド・ムカ・シュヴァナーサナ」といいます。

Send your hips up.
お尻を上に(天井方向に)あげて。

Pull your chest towards your thighs.
胸を腿に近づけて。

Pedal your feet a couple times to gently stretch the hamstrings.
何回か足踏みをしてゆっくりとハムストリングを伸ばして。

ダウンドックの詳細はダウンドックのポーズを英語で学ぼうを参考にしてください。

猫のポーズ・牛のポーズ

ヨガ英語レッスン動画:4ndgV4Ic7FE

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猫ポーズ・牛のポーズはヨガでとても有名なポーズです。

英語ではcat and cowといいます。

サンスクリット語で、猫のポーズはマルジャリアーサナ、牛のポーズはビティラーサナといいます。

背骨をまんべんなく動かすことができるポーズで、こわばった背骨をゆるめてくれます。

さらに、肩甲骨の周辺を柔軟に動かすことができるため、肩こり解消にも効果的です。

猫のポーズ

Round your spine up towards the ceiling.
背骨を天井方向に丸めて。

Tuck your chin towards your chest, and let your neck release.
顎を胸のほうに。首はリラックスして。

牛のポーズ

Arch your back and let your belly down.
背中をそらして。お腹を下のほうに。

Lift your head and tailbone up towards the sky.
頭とお尻の先端(尾骨)を上に。

猫のポーズ・牛のポーズの詳細は猫のポーズ・牛のポーズを英語で学ぼうを参照してください。

門のポーズ(かんぬきのポーズ)

ヨガ英語レッスン動画:E3oxtiaIxK0

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門のポーズは英語ではGate Poseといい、サンスクリット語ではパリガサナ(Parighasana)といいます。

ちなみに、パリガは、「かんぬき」という意味で、かんぬきのポーズと呼ぶ方もいます。

ヨガの門のポーズは、ウエストのストレッチ効果が大きいと言われており、ウエストの引き締めにも効果があります。

左右の脇腹が伸縮するため、ウエスト、脇、二の腕にかけて引き締めにも効果的です。 

体の側面をしっかり伸ばすことで、背骨のストレッチ効果も期待することが出来ます。

Slide your right hand toward your knee with your palm facing outward.
右手を膝のほうに。手のひらは外側に。

Reach your left arm up next to your left ear.
左腕をあげて左耳の横に。

Lean your torso to the right, stretching the left arm over your head.
上半身を右に傾けて。左腕は頭の上に伸ばして。

門のポーズをもっと詳しく学びたい方は門のポーズを英語で学ぼうをご覧ください。

座位のポーズを英語で学ぶ

ここでは座位のポーズをいくつかご紹介します。

開脚のポーズ

ヨガ英語レッスン動画:lIF2H7BX83I

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Spread your legs apart.
足を広げて。

Your right hand to the ground in front of the right leg.
右手は右足の前に。

Stretch over to your right side.
右側にストレッチして。

Rotate your chest upwards.
胸を上に向けて。

Deep breathing.
深い呼吸を。

Come back to the center.
真ん中に戻って。

Fold forward to your own edge.
前に自分の限界まで曲げて。

Make sure you are breathing.
呼吸しましょう。

Make your inhalation and exhalation equal in length.
吸うことと吐くことを同じ長さで。

Slowly roll up.
ゆっくり起き上がって。

合蹠のポーズとバタフライポーズ

合蹠のポーズ(バッタコナーサナ)と陰ヨガのバタフライポーズです。

バタフライポーズはホールドの時間が長くなっています。

バタフライの解説は陰ヨガのバタフライポーズにあります。

Bring the soles of your feet together.
足の裏をそろえて。

Close to your pelvis.
骨盤に近づけて。

Hold your feet.
足を持って。

Bounce your knees up and down.
膝を上下に。

Lengthen your spine.
背骨を伸ばして。

Walk your hands forward.
手を前に歩かせて。

Fold forward.
前屈して。

Use your hands to push the floor away and slowly roll up.
手で床を押して、ゆっくり起き上がって。

ツイストのポーズ

ツイストのストレッチ・ポーズは、どこでも気軽にできるポーズです。

この座ってできるツイストはヨガでは、「ねじった安楽座」といいサンスクリット語では、Parivrtta Sukhasana ( パリヴリッタ・スカーサナ)といいます。

Place your left hand on your right knee.
左手は右ひざに。

Place your right hand behind you.
右手を体の後ろに。

Inhale. Elongate your spine.
吸って。背骨を伸ばして。

Exhale and twist to your right.
吐いて。右側にツイスト。

ツイストのポーズををもっと詳しく学びたい方はツイストのポーズを英語で学ぼうをご覧ください。

鷲のポーズを英語で学ぼう

鷲のポーズは英語ではEagle Poseといい、サンスクリット語では、ガルダーサナ(Garudasana)といいます。

ここでは座ってどこでもできる形をご紹介します。

Stretch your arms straight forward, parallel to the floor.
腕をまっすぐに前に伸ばして。床と並行に。

The left arm is above the right.
左腕が右腕の上に。

Cross the arms in front of your torso.
体の前で腕を交差させて。

Bend your elbows.
肘を曲げて。

Bring your palms together if you can.
できるなら手のひらを合わせて。

Inhale. Lift your elbows.
吸って。肘をあげて。

Exhale. Round your back.
吐いて。背中丸めて。

Unwind your arms.
腕をほどいて。

鷲のポーズををもっと詳しく学びたい方は鷲のポーズ(座位)を英語で学ぼうをご覧ください。

胸郭ストレッチ

ここでは肩甲骨によく効く胸郭ストレッチをご紹介します。

Interlace your fingers in front of your chest with your palms facing you.
手を胸の前で組んで、手は自分のほうに向けて。

Turn your palms away from you.
手のひらを外側にかえして。

Inhale. Reach your arms overhead.
吸って。腕を頭上に。

Exhale. Release your hands.
吐いて。手をはなして。

Interlace your fingers behind your back.
手を背中で組んで。

Inhale. Squeeze your shoulder blades together to stretch your chest.
吸って。肩甲骨を寄せて胸を広げて。

胸郭ストレッチをもっと詳しく学びたい方は胸郭ストレッチを英語で学ぼうをご覧ください。

サイドストレッチ

サイドストレッチは、脇腹・腰・背中・肩周の筋肉を一度に伸ばせ、さらに、肺が広がって呼吸が深まり、肩こりと背中のこりを開放してくれます。

ここではそんなサイドストレッチをご紹介します。

Sit in a comfortable cross-legged position.
あぐら(安楽座)の姿勢で座って。

Place your fingertips on the floor.
指先を床に。

Inhale. Bring your left arm up.
吸って。左手を上に。

Exhale.  Bend your torso to the right.
吐いて。体を右に傾けて。

サイドストレッチをもっと詳しく学びたい方はサイドストレッチを英語で学ぼうをご覧ください。

太陽礼拝を英語で学ぶ

「太陽礼拝」は、英語ではSun Salutationと呼ばれます。

サンスクリット語では「スーリヤ・ナマスカーラ」、または「スーリャ・ナマスカル」とも呼ばれています。

「スーリア」は「太陽」を「ナマスカーラ」は「礼拝」を意味します。

太陽礼拝にはいくつかの形がありますので、ここではそれらを英語で学びます。

太陽礼拝Aを英語で学ぶ

太陽礼拝には太陽礼拝Aと太陽礼拝Bがあります。

太陽礼拝Aは連続した12のポーズで成り立っています。

Mountain Pose ・山のポーズ
Tadasana・タダーサナ


Stand with your feet slightly apart and parallel to each other.
足は少し開いて,平行に。

Bring your hands together in front of your heart.
心臓(胸)の前で手を合わせて。

Upward Salute ・手を上に上げるポーズ
Urdhva Hastasana・ウールドヴァ・ハスターサナ


Reach your arms overhead.
手を上に。

Take a gentle backbend.
上体を軽く後ろにそって。

Standing Forward Fold ・前屈
Uttanasana・ウッターナーサナ


Swan dive forward.
手を横に広げなら前屈。

Bend your knees if you feel strain in your lower back.
もし,腰に負担を感じているなら,膝を曲げて。

Half Standing Forward Fold・半分の前屈
Ardha Uttanasana・アルダ・ウッターナーサナ


Halfway lift.
上体を半分あげて。

Elongate your spine.
背骨を伸ばして。

Plank Pose・板のポーズ
Phalakasana・ ファラカサナ

Step your feet back into Plank pose.
両足後ろに板のポーズ。

Four-Limbed Staff Pose・四肢で支える杖のポー​​ズ
Chaturanga Dandasana・ チャトゥランガダンダーサナ


Lower your body.
体を下げて。

Cobra Pose・コブラのポーズ

Lift your chest off the floor.
胸を上に床から離して。

Downward-facing Dog Pose・ダウンドッグ
Adho Mukha Svanasana・アド・ムカ・シュバナーサナ

Tuck your toes.
つま先を立てて。

Send your hips up.
吐いて。お尻を上にあげて。

太陽礼拝の詳細は太陽礼拝を英語で行うを参考にしてください。

シヴァナンダ・ヨガの太陽礼拝

シヴァナンダ・ヨガはスワミ・シヴァナンダ氏によってインドで考案されたヨガであり、動よりも静の要素が強く、ヨガの実践によって得られる精神の変化に重きを置いています。

太陽礼拝も瞑想の要素がとても大きいです。

一呼吸一動作で行ってください。

Stretch your arms up and arch back from the waist.
両手を上に、ウエストから後ろにそって。

寝て行うポーズを英語で学ぶ

ここでは寝て行うポーズをご紹介します。

スフィンクスのポーズに関しては陰ヨガのスフィンクスのポーズを参考に

シャバーサナ・ヨガニドラ

寝て行う代表的なポーズとしてシャバーサナやヨガニドラがあげられます。

シャバーサナとヨガニドラとは見た目は同じですが、以下のように異なります。

  • シャバーサナは、寝て行うヨガのポーズでレッスンの最後に行う・目的は体をリラックスさせるこ
  • ヨガニドラは、ヨガの伝統的な実践法の1つ・レッスンでは他のポーズは行わず、インストラクターの声を聴きながら寝ているだけ・意識を深いリラックス状態に導くことが目的の瞑想の一種。

上記の動画はチャクラを順番に意識していくシャバーサナ・ヨガニドラです。

動画の英文のセリフと日本語訳をチャクラとは?7つのチャクラの場所・色は?に記載しましたので、ぜひ参考にしてください。

また、シャバーサナを学ぶにはレッスンの最後に行うシャバーサナの英語のセリフを掲載しました。

ワニのポーズ

ワニのポーズの陰ヨガバージョンを英語で行いましょう。

英語ではReclining Twist・Belly Twist Pose、サンスクリット語ではJathara Parivartanasanaと呼ばれています。

曲げた足の膝が床につかない場合は膝の下にクッションや毛布を置いてください。

Extend your right arm out to the side with your palm facing down.
手のひらは下向きで右手を横に伸ばして。

Place your left hand on the outside of your right knee.
左手を右膝の外側に。

Drop your right knee over to the left side of your body.
右膝を体の左側に倒して。

Turn your head to the right.
右側を向いて。

Keep both shoulder blades on the floor.
両方の肩甲骨を床につけたままで。

英語でヨガが習えるスタジオ・スクール

ここでは英語でヨガが習えるスタジオ・スクールをご紹介します。

ヨガワークスのRYT200のコース

ヨガワークスは、アメリカをはじめ、世界的に有名なヨガ養成スクールであるため、教えている講師も外国人の方が多く、公式サイトに掲載されている8割は外国人講師です。

そのため、英語とヨガを両方学びたい方・ヨガを英語で教えたい方・海外でヨガを教えたい方には最適なスクールといえるでしょう。

英語で指導を受け、さらに、先生と直接英語でコミュニケーションすることもできます。

特に、RYT200のオンラインコースの場合、アメリカのヨガワークスのレッスンがオンライン受講できる特典などもあり、英語とヨガを両方学びたい方には最高の環境です。

詳しくはヨガワークスのRYT200を徹底解説!、または、以下の公式サイトをご覧ください。

RYT200の通学コースの詳細はこちら>>>ヨガワークス【通学コース】
RYT200のオンラインコースの詳細はこちら>>>ヨガワークス【オンラインコース】

アンダーザライト「ヨガ放題」

ヨガのインストラクター養成スクールとしては老舗中の老舗であるアンダーザライトもオンラインヨガ「ヨガ放題」を始めました。

日本でヨガといえば、アンダーザライトというぐらい講師の質が高いので有名です。

「ヨガ放題」でも国内外の有名講師50人以上が指導します。

つまり、 「ヨガ放題」では海外の有名講師から英語でヨガを学ぶことができます。

たとえば、Miles Maeda先生のModern Yoga Movementは英語で行われます。

Miles Maeda先生は古典的なインド式ヨガ(ハタ・ヨガ、クンダリーニ・ヨガ)から、アジアの武道(タオ・ヨガ)、中央アジアの古代の学派(チベットのボン・ヨガ、タントラ、スーフィズム“イスラム神秘主義”)と、その研究は多岐に及んでいます。ヨガ・アライアンスによるE-RYT/RYT500の認定を受けたヨガ指導者です。

上記の動画がMiles Maeda先生の動画です。

わかりやすい英語ですね。

月7,000円で毎日何回でも受け放題です。

アンダーザライトの「ヨガ放題」でしたら、週に数回「英語でヨガ」のレッスンを定期的に受けて、それにプラスして有名講師から日本語でヨガを学ぶことができます。

アンダーザライトの「ヨガ放題」 ですとそのような有名な先生のレッスンも受け放題です。

講師についての詳細はアンダーザライトは最高峰の講師を参考にしてください。

「ヨガ放題」の詳細は英語でヨガが学べるオンラインスクールをご覧ください。

「いきなり7,000円はちょっと」という方は、「ウィークリーヨガチケット」でしたら2,000円で1週間のお試しができます。

「ウィークリーヨガチケット」 には「スタジオクラス1回無料券」もつけますので、かなりお得です。

1週間何回でも受け放題ですので、ぜひ、試してみてください。

なお、1週間のお試し期間が終了後、「ヨガ放題」に自動移行はしませんので、うっかりキャンセルし忘れてしまって課金されてしまったなどの心配がありません。

アンダーザライトのヨガ放題」の公式サイト

オンラインヨガ「ヨガ放題」申込み

その他全国にいくつか英語でヨガが学べるスタジオがありますので、詳しくは英語でヨガが学べるオンラインスクール・全国のヨガスタジオを紹介をご覧ください。

また、東京に関しましては英語でヨガを学べる東京近郊のヨガスタジオを参考にしてください。

世界中のヨギーと話せる英会話スクール

オンライン英会話をうまく利用すれば、世界中のヨギーから英会話を習うことができます。

ネイティブキャンプ

ここでしっかりヨガに関する英語を学んだあとは、実際に外国人とヨガに関する話題でフリートーキングしてみませんか。

たとえば、ネイティブキャンプでしたら、講師検索のフリーワードにyogaと入れると約200名の講師がヨガを趣味にしていたり、教えていることがわかります。国籍もいろいろですので、まさしく世界中のヨギーと話しができます。

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詳細はヨガの英会話をマンツーマンで学べるオンライン英会話スクール!、または以下の公式サイトをご覧ください。

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オンライン英会話ネイティブキャンプ

英語でヨガを学べる本

「英語でYOGA!」には、かつての私が「こんな本があったらいいのに」と思っていた内容をぎっしり詰め込みました。

インストラクションの英語や呼吸・瞑想で使う英語の他、海外でヨガのクラスに参加する時に役立つ英語や外国人がレッスンを受けに来たときの受付対応なども学べます。

「英語でYOGA!」を熟読し、こちらに6本の動画がありますので、これらを毎日活用して学べば、以下のようなことが実現できます。

詳しくはヨガと英語が同時に学べる本を参考にしてください。

英語の原書と日本語の翻訳本を紹介

今のヨガブームはアメリカから来たものですので、ヨガに関する書籍は日本語よりも英語のものが圧倒的に多く、内容もいいものが多いです。

これは私の主観ですが、日本ではヨガを教えている先生に博士号や修士号を持っている方って少ないですが、私がハワイでいろいろ出会ったヨガのインストラクターの方でインド哲学などの博士号や修士号を持っている方が結構いました。

それらなことからもわかるように、インストラクターのヨガの知識の量と深さが全く違います。

そのようなヨガのインストラクターがごろごろいるアメリカですので、当然ヨガ関係の本も本格的で、内容が深いものが多いです。

日本語に翻訳された本も結構あり、毎年ヨガ関係の翻訳本が数冊づつですが、出版されています。

英語の原書とその翻訳版がある本はプロの翻訳者が訳していますので、ヨガを題材にしたとてもいい英語教材になります。

学習の仕方ですが、英語の原書と翻訳がある書籍は、最初に日本語を読んで背景知識をつけて、それから英語の原書を読むというやり方で読むととてもいい英語の読解教材になります。

そうすることにより、ヨガの知識はもちろんですが、英語力もアップさせることができます。

翻訳本を原本と日本語翻訳の本が両方ある場合は、先にざっと日本語で読んでから、背景知識をつけてから英語の原書を読むと読みやすく、語彙力なども向上します。

つまり、背景知識があれば、分からない単語が文章の中に少しぐらいあっても、そこで読むことを中断せずに、飛ばして読み続けることができますので、分からない単語の意味を文脈から推測することも可能です。

また、背景知識を活用することにより、英語に対する苦手意識が少なくなり、英語がこれまでよりも読みやすくなり、取り上げるテーマ、ここではヨガに関する知識も増やすことができます。

なお、このような背景知識の効果は英語教育の研究で実証されています。

以下に英語の原書と日本語の翻訳版があるヨガ関係の本をご紹介します。

タラ・スタイルズのYOGA CURES

この本では、ヨガのポーズや呼吸法、瞑想などを使って、様々な病気や不調を治療する方法が紹介されています。

著者のタラ・スタイルズは、自身が長年悩んでいたうつ病をヨガで克服した経験から、ヨガが健康回復に効果的であることを知り、その知識を広めるためにYOGA CURESを執筆しました。

YOGA CURESには、身体的な病気やストレス、不安、うつ病、依存症など、さまざまな健康上の問題についての具体的なヨガのアプローチが紹介されています。

病気や不調を直したい方やヨガのレッスンで、たとえば、ある特定の病気や不調を治すためのシークエンスを知りたいインストラクターの方におすすめです。

英語版はこちらです。

陰ヨガの新しい教科書 Insight Yoga

陰ヨガを学びたい方はこちらの本がおすすめです。

写真もたくさんで、わかりやすいです。

著者であるサラ・パワーは、陰ヨガの世界で有名な方であり、日本にも来られたことがあります。

この本では、呼吸法、アーサナ、瞑想などの陰ヨガの要素を組み合わせたプラクティスについて詳しく解説しています。

また、身体の内側にあるエネルギーセンターであるチャクラなどにも言及し、より深い理解を促してくれます。

「Insight Yoga」は、陰ヨガの練習を通じて、自己理解と心身の調和を追求する人々にとって貴重な教材といえます。

サイエンス・オブ・ヨガ

解剖学の本ならこちらがおすすめ。

以下が英語版です。

ヨガ講師のための、触れて伝える ヨガアジャストメント

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ムドラ全書

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ただ、英語はキンドル版を購入したのですが、カラーでなくなり、ほとんど字ばかりでしたので、キンドル版ではなく、紙版を購入されることをおすすめします。

英語のおすすめのヨガの本

ここでは私が今まで読んだ英語のヨガの本をご紹介します。

The Complete Guide to Yin Yoga

私は陰ヨガが専門なので、どうしても陰ヨガの本が多くなってしまうのですが、この本が一番良かったです。

上記でご紹介したサラ・パワーズの「陰ヨガの新しい教科書 Insight Yoga」が日本では人気ですが、私はこちらのほうが好きですね。

結構高齢な男性のインストラクターなのですが、深いというかなんというか。

有料動画を購入したのですが、画面越しでも深い瞑想状態に入ることができます。

Yin Yoga: Stretch the Mindful Way

この本はYouTubeで人気な陰ヨガの本なのですが、初心者向けの本ですね。

英語が簡潔で、英語学習をメインで陰ヨガを行い方におすすめです。

A Chair for Yoga

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これは私がRYT500のテキストだったのですが、アイアンガーヨガのチェアヨガのテキストです。

本格的なチェアヨガで、すごいですよ。

最近は以下の改訂版が出ましたので、早速kindle版を購入しました。

unlimitedの無料体験で無料で読めますので、ぜひ読んでみてください。

チェアヨガの概念が変わります。

海外のヨガスタジオでのレッスンの受け方

私は仕事柄、海外旅行に行くことが多いので、現地のヨガスタジオに行くことが多いのですが、その国々の現地の方と触れ合うことができるのでとてもおすすめです。

ヨガスタジオには、ドロップインという制度があり、だいたい日本円で安いところだと1,000円、通常は3,000円ぐらいでレッスンを受けられます。

長く滞在している場合は、無料体験や1か月の安いトライアルなどを申し込むことがあります。

ヨガのレッスンが始まってしまえば、英語がわからなくても見ながら行えばいいのでなんとかなるとは思いますが、受付ではそういうわけにはいきません。

ここでは海外旅行先でヨガスタジオ巡りをする際に役立つ英語フレーズをいくつかあげました。

詳細は海外旅行先でヨガ体験・スタジオ巡りを参考にしてください。

Do you have a free trial class?
無料体験のクラスはありますか。

I’d like to take a drop-in class.
ドロップインとして参加したいのですが。

How much is it?
いくらですか。

I will be there on Tuesday at 10:00.
火曜日の10時にそちらに伺います。

Do I need to bring a yoga mat?
ヨガマットは持っていったほうがいいでしょうか。

Do you have a changing room (またはrocker room)?
着替えをするための部屋はありますか。

子どもにヨガを英語で教える

ハワイでキッズヨガのクラスを見学したことがありますが、そこでは、読み聞かせあり、歌あり、手遊びありで、まるで日本の子ども英語のレッスンのようでした。

私自身も現在児童に英語でヨガを教えており、その経験をもとに以下の記事を書きましたので、子どもにヨガを英語で教えることに興味のある方は一読ください。

おわりに

ここでは、英語でヨガを学びたい方、英語でヨガを教えたい方はぜひこれらの教材や情報を活用していただけたらと思います。

それぞれのリンクに詳しい情報が掲載されていますので、ご自分が詳しく知りたいところはそちらで学習ください。

特に、英語とヨガを両方本格的に学びたい方はヨガワークスとアンダーザライトの「ヨガ放題」の公式サイトがおすすめです。

RYT200の通学コースの詳細はこちら>>>ヨガワークス【通学コース】
RYT200のオンラインコースの詳細はこちら>>>ヨガワークス【オンラインコース】

オンラインヨガ「ヨガ放題」申込み

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